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長いお別れにむけて

笑ってサヨナラ

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笑ってサヨナラ

この町に住んで、八年になる。学生時代からずっと住み続けていた町。だけどいよいよこの町を去ることになった。この何ヶ月かでわたしの周りであらゆることが起きて、そしてそのあらゆること、にいいことなんてひとつもなかった。ひどく暴力的にわたしからあらゆる物事を奪おうとするようなことばかりで、(だけどわたしは知っている、誰かがわたしから、わたしの大切はものをひとつだって奪えやしないということ)少し、疲れてしまった。川が近くにあって、高速道路を走る車の音が聴こえるこのアパートの一室は、まあ嫌いではない。だけどそろそろいいかな、と思っていた。いい機会だから、引越して、また新しくはじめることにしたのです。



人生三度目の引越し、今度は猫連れ。今の部屋にある、思い出を背負って重くなってしまった色々なものをざんざん捨てている最中です。たくさんあった本もほとんど手放しました。本当に大切な本は二十冊くらいだったので、それは持っていきます(実家を出るときも、二度目の引越しのときも手放せなかった本がほとんどで、少し笑ってしまう)。次の部屋も川の近くで、人間は川に所属する、というようなことを書いていた小説を思い出しました。ああ、あれはなんだっけ。



必要なものとそうでないものとを分けて、捨てたり詰めたりしながら、仕事をして、そういう日々を送っています。いつかまたどこかで。笑ってさよなら。そんなことはまだ出来なくて、見苦しく泣いたり怒ったりしながら、それでもわたしはこの町から出ていくことを決めました。





拍手ありがとうございました。

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